東村・おばぁのおはなし会
@アトリエ"karappo"
7月13日(土) 11時〜
5年前、まだ未開拓だったSangoのお山に真っ先に移住したSangoメンバーのひとりで、
現在、東村内でアトリエを運営されています、こかぶかおりさんのアトリエkarappoにて
“おばぁのおはなし会”を開催いたします。
おばぁのお話し会は、題目もなく、参加される皆さまと、おばぁとの間から生まれる
一期一会のつながりで語られていきます。
以下、
こかぶかおりさんが、
おばぁとの出会い、おはなし会への想いを
書いてくれました。
ぜひご一読いただけたら幸いです。
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なぜ、沖縄にきたのか?
それはこの人との出会いがあったからにほかなりません。
おばあにあったとき、わたしはこんがらがってほどけなくなった毛糸の山のような状態で、手がつけられず、飛び火覚悟で、いっそのことぜーんぶ燃やしてしまえ、という感じでした。
でも燃やす勇気はなく。
はた目には毛糸の山を袋に詰め込んで、自分の混乱を隠しおおせたつもりでいました。
だけどおばあは、出会った瞬間、袋からバサーっと毛糸の山を出しちゃいました。
はずかしいやら、こわいやら。穴があったら入りたい気持ち。なのに、それまで感じたことないくらい、ほっとしたことを覚えています。
それからしばらく、沖縄でおばあと生活をともにして、からまった糸の見つけ方、解き方、整理の仕方を教わり、練習しました。解き方も整理の仕方も人の数だけあるのでしょうが、どの人にも平等に惜しみなく、おばあは向き合ってくれました。
老若男女、健康でも病気でも、LGBTでも、どんな立場でも、どんな国籍でも。
わたしは、おばあと離れて暮らすようになり、見よう見まねで自分なりにからまった糸を見つけ、解き、整理しはじめました。
失敗したって、またやればいい。そんなことも体で覚えました。
あんなにグチャグチャでみるのもうんざりしていた糸の山。
今は、からまった糸を見つけるとどんなほどき方をしようかとワクワクし、そのプロセスすべてがたのしい。
どんな糸も、どんな状態でも、1本1本うつくしい。
そして今は、その糸たちを使って、染めたり、縫ったり、自分を創造しはじめたところです。
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あなたの糸はどんな糸ですか?😊
お会いできるのをたのしみにしています。
参加費はおひとり500円。
お申込みは
こかぶかおりまで。